出発

2007年6月13日 留学&旅行

セルリアンタワーで待ち合わせ
朝早くのバスで成田へ向けて。


起きれるかどうか不安でしたが、
心配は何も要らなかった。
昔から、遠足の前日は眠れず、当日は早く目が覚めるのです。

ぎりぎりまで何かとばたばたしてしまったものの
何とか出発。
気持ちの良い朝の中を通りに出てちょうど来たタクシーを拾う。
線路沿いを走ると渋谷まではすぐ、でした。

そしてセルリアンタワーって
あぁ、あの時お茶飲んだところだわ、と思う。
もしかして、彼はヘビーユーザー?


地価も駐車スペースで降ろされて軽く焦って電話した私を
ちょっと笑う。
いつもみたく。

バスに乗ってからも頑張って話す。
色々突っ込まれることはあれど、でも楽しい旅は、始まる。
ここから。


成田で全て試して唯一食べれるご飯だったと断言する
ターミナルの端っこの和食屋さんで朝ごはん。

それにしても早朝の高速は思いのほか順調で、
搭乗までの時間はとても長い。
そこここに見える特権をとりあえず享受しながら
ラウンジで寝てしまった彼の隣でプラハの春を読み始める。

これだけじゃなくて、ガイドブックも実は欲しかったものと買ったものがシンクロしていたことに気づく。
こういう偶然てなんでこんなに嬉しいんだろう?


徹夜明けの彼は飛行機でも眠り続け。
その横でとりあえず映画を順番に見ていく。
タイムマシンが洗濯機のやつ
殺人鬼に見せられた漫画家の話
ヒューグラントの華麗なるダンス

そして1年ぶりのロワシー。
でも今回は空港だけ。


そして待つ。
ひたすらに待つ。
アナウンスがあった時に険悪な雰囲気、しかもたかが時差で。
時計も合わせてないのに、時間を聞くな。
間違えてたからって不機嫌になるな。
ちょっと笑顔で頑張ろうとしましたが(何度となく言われているから)
思わず口をついてでたのは
"なんでそこまで責められるような言い方されてるの、私?"

…結構言うじゃん。やれば出来るんじゃんw


結局乗り継ぎ便は2時間遅れ。
空港に到着、迎えの人もいない?!な状況でしたが、
そこはほら年の功だか経験だか分からないけれど
ちょっと見て来る、と出て行った彼は見事にドライバーと戻ってきたのでした。
さすが。

そして車の乗り心地と運転技術もさすが。
石畳の道も、曲がりくねった道も、気分が良いままで
到着したのは
アメリカ大使館の横にある(他の大使館も色々ある)
アルケミスト、でした。


案内されてびっくり。
なんて可愛い調度品、なんて可愛いお部屋、
なんて可愛いホテル、この雰囲気!!

まさに非日常を満喫するかのような空間。
素敵過ぎる。
so lovely
女の子は間違いなく大好き。


そして夜の街をお散歩。
坂道降りて右に曲がって
酔っ払いとマリファナと公園の横を通り抜けて
路面電車をかわして市街地に。
泊まる予定だったホテルのレストランで
あまりの態度の悪さに悪態ついて、
違うところで改めてご飯。

ギリシャ料理は最悪、などという会話も私には最高。
でもチェコビールはイマイチだったな。

そしてからくりが見られない時計に失望。
橋を渡って、ようやく帰還。

長い一日だったわ。
着替えもシャワーもカバーをめくることすら出来ずに
二人してベッドに倒れこんだ。

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