袋小路

2005年8月7日 恋愛

帰国した途端に入り込んでしまったかのよう。
最も最近の精神状態の不安定さから
容易に想像できることでもあったし、
実際に家に帰ったら綺麗さっぱり消えていて手紙のひとつもなし
なんて状況を想定しちゃったりもしていたのですが。

なんだかそれよりもある意味微妙だ。
家に帰れるなら、じゃあここはなんだ?


フライトとバスとタクシーと重過ぎる荷物を運ぶので
すっかり疲れ果ててしまった私は
部屋を空けた瞬間の篭もった空気と暑さと人の気配のなさと
部屋の何もなさ加減に完全にイッてしまい

郵便物を床に投げつけ
he is sooo sucks!
叫んだのでした。

ちゃんちゃん。


ちょっと落ち着いて、
扇風機をひっぱり出し、少しでも快適な環境を整え
お風呂の準備やら、携帯電話料金の支払いやら
急を要する雑事を終え、
電話した。
メッセージも残した。

…その後は推して知るべし。


そして時差ぼけ解消とばかりに寝ているところへ
これまたいろんな人から電話がかかり、
少々不機嫌、でも電源を切ることは出来なかった。


結局ちょっと話したのだけどさ。
お帰りとお疲れ様を言われたのだけどさ。
そこでこの最初の疑問に行き着くわけですよ。

だいぶ気持ちの整理がつけられただか落ち着いてだか平気になってだかそんな状況下で
私の家から出て行ったの?の問いにはNOの返事で
でも今いるところは自分の家ってさ。

よく分かりません。
未だ嘗て理解出来たことは無いのかも知れない。


そして目が完全に冴える。

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