おしまい

2002年10月19日

長いぞ,今日は.
ていうか。
徹夜なもんで連綿と続く時間.


おわりました。
夏からやってきたことが,お終いの時を迎えた.
もうあの空間はなくて,
夏草や,の心境です.

ばらしているときは,一生懸命でしたけど.
終わってふと気を抜いた瞬間.
何もなくなって元に戻った多目的ホールを見て.
あたしは泣いた.
やってきたことすら,なかったかのような.
全部夢だった,なんて言われても,
信じてしまうかもしれない.
寂しい…

こんなに素晴らしく仲の良いプロダクション始めてで.
あたしはとても居心地良くぬくぬくしていました.
でも、もう。
また。 自分一人でやらなくては.


役者はもうやらないと思う.
舞台では.
多分向いていない,と結論.
越えられなかった壁が,あたしの前に.

認めるのが嫌で,認めたくなくてここまで来てしまったけど.
大好きなことだから.
あたしは,向いていない.

こんなこと思うなんて,考えてなかった.
やれる,なんて思っていたけど.
勘違いしてました.
限界,普通にありました.

公演中に気がつくなんてさ.
ちょっとショックです.


とにもかくにも.
公演はお終い.
ひろきの日記を読んで思った.

本当に,フィクションみたいな,プロダクションでした.
ありがとう。

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